ドクター&ナースのつぶやき

 

令和2年9月号

特定社会福祉法人 年長者の里訪問看護ステーション 『20周年を迎えました!』

 

                                 管理者 篠原 陽子

 新型コロナウィルス感染症に罹患された方々には 謹んでお見舞い申し上げます。

 また最前線で新型コロナウィルスに携わるすべての皆さまに心から感謝と敬意を表します。

 私は訪問看護の知識もないまま当ステーションに就職、無我夢中で在宅看護に取り組んできました。ステーションスタッフはもとより、 近隣の事業所、主治医の先生方、その他沢山の方に支えられ気が付けば16年が経ちました。今でも迷う事・悩む事は多くあります。

 ステーションの仲間と共に考え、工夫を凝らし、最善の看護やリハビリが提供できるように努めております。

 当ステーションは、看護師14名、理学療法士3名、作業療法士1名、事務員2名で実働しています。

 経験豊富な看護師、セラピストが在籍し幅広いニーズに対応しています。
 

 年長者の里は、昭和25年「八幡養老院」として誕生、 平成元年、北九州市八幡東区大蔵の地に移りました。

 現在ではクリニック、多種の介護施設、居宅介護支援事業所、 デイサービス、デイケア、訪問介護、訪問看護などが整備され、 「地域の安心の拠り所」となる様取り組んでおります。

 訪問看護では、「住み慣れた地域・お家で安全に安心して過ごして頂く」をモットーに、 保健・医療・福祉機関及び、他職種、他事業所とも円滑に密に連携をとり支援をさせて頂いています。

 

 

 今年(令和2年)は、春も夏も季節を楽しむ余裕なく、 新型コロナウィルス感染症拡大の中、不安と隣り合わせで 過ごす日々が続いています。

 withコロナと言われる時代ですが、感染管理を十分に行い 持前のチームワークを生かしながらこの局面を乗り越えて いきたいと思っています。

 当ステーションでは、全スタッフがタブレットを持ち、 日々の記録等に活用すると共に、リモートカンファレンスや リモート終礼も行っています。やはり文字や声だけの伝達では なく元気な仲間の顔が見えるとほっとします。

 

 八幡東区は階段や坂が多い事も特徴です。

 毎日息を切らしながら待ってくれている利用者様の訪問に伺っています。

 今年はマスクをつけて過ごす特異な夏。いつもの階段や坂も違う坂に感じます。 (ちなみに…私は、長崎と良い勝負ではないかと思っています 笑) 余談になりますが…北九州市は、平成30年10月夜景の美しい都市として、 「札幌市」や「長崎市」とともに、「日本新三大夜景都市」に認定されました。 皿倉山から望む大パノラマ 光きらめく「100億ドルの夜景」は絶景です。 皆様、たまの息抜きに是非行かれてみてください。

 

 まだまだ大変な時期が続きますが新型コロナウィルス感染症が落ち着き、皆で思い切り笑って話せる日が訪れますように祈るばかりです。

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