第3回心のふれあい大賞作品集
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入賞作品⃝小学生の部 優秀賞 ― 「先生のまほう」小学生の部 優秀賞「先生のまほう」「えっ。あさってにはたいいんできるの。」 わたしは、新しい学年、新学期が始まってすぐ病気で入院することになりました。弟が一年生になるので、いっしょに行けることを楽しみにしていました。でも、入学式の日に入院と言われとっても悲しくなるどころか、初め八女郡・小学5年O・Mてで、受けとめることができませんでした。 四月十二日の朝病院に行きました。わたしは、病院というのはこわいと思っていました。最初、てんてきをするとき泣いてしまい、時間がかかりました。でもたん当の先生が「大丈夫ですよ。ゆっくりで。」と言ってくださいました。そこで少し、病院はこわいと思っていたのがきえました。それから、病室にいどうすると、また新しいで合いがありました。かんごしさんがじこしょうかいをしてこういってくれました。「大丈夫、おなかすいた。昼ごはん食べていいよ。」と言ってくれました。わたしは、きんちょうが少しなくなりました。 それから何日かがたち、いろいろとなれてきました。毎日いろんなかんごしさんがこうたいでねつなどをはかりにきてくれました。その時、いろんな話しをしました。とても楽しくなりました。少しずつ元気になり始めてけんしゅうの先生と遊ぶようにもなりました。わたしの体は治っていないけれど、心のいろんな思いは治ったようでした。だんだん笑ってあそぶようにもなり、先生も早く治そうと必死のようでした。よく伝わってきました。先生も早く治るようにがんばっているのを見て、わたしも早く治したいと思い始めました。うれしくなりました。 こんなことですごしていると、たいいんという話しもしてもらえました。先生が、「このままじゅんちょうにいけば、あさってにはたいいんできますよ。」と言ってもらえて、うれしいよりも先生ってすごいの方が強く心にありました。心の色がまるでいろんな思いの温かい色でした。 たいいんする日になりました。すっごく先生やかんごしさんと親しんでいて少しさみしくなりました。病院に来た日とは全く考えや気もちがちがいました。体も心も元気になりました。別れる時、わたしが、「会いたくないけど会いたいね。」と言うと先生は、「そうだね。いつでも会いにおいで。」と言ってくれました。そして別れた後こう思いました。「ほんとうにすごいな先生のまほう。」18

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