第2回作文コンクール入賞作品集
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入賞作品⃝小学生の部 優秀賞 ― 「弟のけがとお医者さん」「弟のけがとお医者さん」 私が三年生のころ一年生の弟が、けがした。 私と弟といとこ三人で自転車で二人乗りをして遊んでいる時のことだった。そして、前はいとこ、後ろには弟が乗っている時に、弟の足がタイヤにはさまった。ゆっくり、ぬけるかどうか引小学生の部 優秀賞筑後市・小学6年中村 桃子(12歳)いてみたが、ぬけなかった。だから、いとこが「お母さんに言ってくるからまってて。」と言って、家の中に入っていった。しかし、ずっとタイヤに足がはさまっているのがこわくなって、弟が無理に足を引っぱった。足はぬけたが、皮がひどくむけて、とてもひどいけがになった。弟は泣きだした。 家の中から、弟の泣き声を聞いてお母さんといとことおじいちゃんがとび出してきた。「だいじょうぶ?」とお母さんとおじいちゃんがあわてた様子で聞いた。だが、弟は泣いていて何も答えなかった。いとことおじいちゃんは、そのまま家にいて、お母さんと私と弟はすぐに病院へいった。 病院の中に入ると、こわさが増してきたのか、もっと弟は泣き出した。予約をしてまっていると名前が呼ばれた。お母さんと弟だけしんさつ室へいった。私は、「どうなるのかな。」とそわそわしながら待っていた。 しばらくすると、弟とお母さんがほっとした様子でしんさつ室からでてきた。弟はすぐにとても安心した様子でちりょうのことやお医者さんがやさしかったことや、こわかったことやいたかったことなどを話してくれた。「どうだった?」と私が聞いたら、「まわりに注射を何本もさして、はりでぬった。」と弟が言った。でも、「一本目の注射はいたかったけど、その後の注射はそんなにいたくなかった。」と言った。お医者さんが、「少しいたいかもしれないけど、がまんしてね。大じょうぶだよ。」など、やさしく声をかけてくれたと言っていた。そしてちりょうがおわると、「えらかったね。すごいね。よくがまんしたね。強いね。」といろんな言葉で、ほめてくれたからとてもうれしかったし心強かったと言っていた。 それを聞いて、今までお医者さんはすごいと思っていたけど、今まで以上にすごいと思った。19

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