第2回作文コンクール入賞作品集
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入賞作品⃝小学生の部 優秀賞 ― 「ぼくと口唇裂」「ぼくと口唇裂」 ぼくは11才になりました。この前二分の一成人式も終りました。そして今年の夏休み、母が初めてぼくの産まれた時の事を話してくれました。 ぼくは口唇裂というしょう害を持って産まれてきました。お母さんのお腹の中にいる時に、唇がうまくつながら小学生の部 優秀賞福岡市・小学5年真鍋 健太郎(11歳)なかったそうです。 産まれた次の日、ぼくは、大きな病院につれて行かれ、「しばらく入院することになるかも。」と皆、心配したそうですが、数時間後に、「この子は入院しなくてもOKです。」と言ってもどってきたそうです。母はうれしくて、ぼくをだいたら力強く大泣きしたらしいです。ぼくもうれしくて泣いたのかな? それからは、四ヶ月後の手じゅつに向けて体重をふやすために、母は母乳がのめないぼくに、ほ乳ビンを改造したり、スポイドでのませたりと工夫して育ててくれました。その母の努力の結果、丸っまると太ったぼくは、手術の日、看護師さんにだかれてニコニコして手じゅつ室へ入って行ったそうです。そして、四〜五時間の長い手じゅつは無事に終り、意識をとりもどしたぼくは、ミルクをたっぷりのみ先生もびっくりしたそうです。 でも手じゅつは一回だけでなく、四、五、十才と計四回しました。でも二、三、四回目の時は、もう自分は手じゅつの経験者だということを思うと気もちが楽になり、スムーズに手じゅつをうけることが出来ました。スムーズに出来るといってもじゅつ後のいたみは半ぱないです。でもそれ以上にのどがかわきすぎることが一番つらいです。先生から、飲んで良いよと言われた時は、先生が神様に見えました。水のありがたさが身にしみました。 今、ぼくは、とてもとても元気です。ぼくはこの経験で病院の方の大切さを感じました。そして、ぼくの「口唇裂」を治してくれた現代の医学と先生のウデに、ずっとつきそってくれた父、母にとても感しゃしています。そして、健康であることがどんなに幸せなことかも分かりました。 まだまだ通院は続くけど、この体を大切にしていきたいと思います。いろいろとおしえてくれてありがとうお母さん! いろいろと治してくれてありがとう先生!17

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