第1回作文コンクール優秀作品集
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⃝中高生の部 優秀賞 ― 「感謝」かわいい絵、そして何枚もの写真。 私の鼻の中に、チューブが入っている写真、母がほ乳びんを私の口に入れてくれている写真、そして看護師さんが私を囲んで、にっこり笑っている写真、宝物である。 私は四年前K病院を訪れた。私の命の恩人であるY先生に会うためだ。私は、私のことを覚えていなくても私の命をすくってくれた先生にあいさつしたいと思いながら、小児科病棟へと向かった。「Y先生いらっしゃいますか。」 目の前に優しそうな男の人が現れ、父が一言、「妃呂子が産まれた時お世話になりました。」 先生はうなずいて「大きくなられましたね。」 この言葉は一生忘れないと思う。 私は、父、母の話と体験を通して、命の尊さを身を持って感じた。Y先生、看護師さんなど、たくさんの人たちの支えによって助けられた命。精一杯、生きようと思う。15

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